世界パーキンソン病デー オンライン市民公開講座 “もっと知ろう!パーキンソン病”

世界パーキンソン病デー(4月11日)に合わせ、オンライン市民公開講座が開催されます。

【開催日】2022年4月10日 10:00~12:00
    ※当日中であれば、終了後も内容をご覧いただけます。
【視聴用URL】http://parkinson-smaile.net/ (事前の参加登録は不要です)
【主 催】アッヴィ合同会社

「パーキンソン病を持つ人々の就労継続に関連する因子」に関する調査研究への協力依頼

◆調査の目的
パーキンソン病を持つ人々の就労継続を支える因子を明らかにして、医療施設における看護ケアへの示唆を得ます。

◆調査対象者
パーキンソン病をもつご本人が回答できる65歳以下で、かつ何らかの就労をされている方、もしくは就職活動中の方

◆調査方法
①アンケート調査は匿名で行います。下のアンケートサイトにアクセスしていただき、回答していただくオンラインアンケートです。
②アンケート入力に20~30分程度を要します。結果の送信前であれば、途中辞退が可能です。
③匿名性を確保するために、回答の入力を中断すると、途中から入力再開することができません。またアンケートの回答・送信後には修正・削除ができない仕組みになっております。ご了承ください。

実施期間
2022年4月1日~2022年6月30日

調査主体
順天堂大学
研究メンバー
研究者 :小尻智子(順天堂大学大学院医療看護学研究科博士前期課程)
指導教員:長瀬雅子( 順天堂大学大学院医療看護学研究科 先任准教授)

◆その他
倫理的配慮、アンケート情報の利用目的、お問い合わせ窓口等は、サイト内のトップページの説明を参照ください。

◆下記よりアンケートサイトにアクセスできます

URL:https://rsch.jp/4531b085a7753675/login.php

QRコード:     

◆研究者より

私は順天堂大学大学院医療看護学研究科で学んでいる小尻智子と申します。私は看護師として、順天堂大学医学部附属順天堂医院の脳神経内科病棟・外来などで勤務してまいりました。そのなかで、神経難病の方々の生活の質向上に向けて私たち看護師にもっとできることはないのかと思うようになり、昨年4月に大学院に進学いたしました。

ご存じの方が多いかと存じますが、厚生労働省は2016年に「事業場における治療と仕事の両立支援に関するガイドライン」を作成し、2018年に難病に関する留意事項を追加しました。また、2016年に改正・施行された障害者雇用促進法では、雇用の分野における障害者の差別禁止及び合理的配慮の提供がすべての事業主への法的義務なりました。このように、難病で障害を抱えていても、働き方の工夫、仕事内容の調整によって仕事をすることを社会が支援する仕組みができてきています。一方、病院で接しているパーキンソン病の方々からは、必ずしも仕事を続けやすい環境が整っているわけではない、という印象を受けることが少なくありません。

パーキンソン病は全身に症状を呈する進行性の疾患であり、症状や治療の個別性及び、多様性から治療の難しさや、周囲の方々への理解の得られにくさがあります。このような状況について、諸外国では調査研究がいくつか行われていますが、日本においてはほとんど検討されていません。「難病」の中でも特に神経難病、パーキンソン病の方々の就労継続とその支援に関する研究がほとんど見られないのが現状です。就労支援のための制度が整備されても、いまだに「働けないのではないか」「どんなことができるのか分からない」という偏見や戸惑いが社会にはあるのだと感じます。

そこで、パーキンソン病で症状が進行しつつある中でも仕事を継続することができるためには、どのような支援が必要とされているのかを明らかにしたいと考えました。この度、パーキンソン病友の会に協力を依頼し、了承をいただいて、就労を継続されている方々を対象にオンラインアンケート調査を計画いたしました。看護師は就労支援を専門としているわけではありませんが、みなさまの健康や障害の状態を知ることができる医療の場から、みなさまの生活を支援する方策を常に考えています。看護師が就労の状況に目を向け、どのような支援が必要なのかを知ることで、みなさまのより良い生活の実現に繋がればと考えます。

パーキンソン病の病態解明を目指して、クラウドファンディング募集中のお知らせ

新潟大学脳研究所 脳病態解析分野では、「アフリカメダカ」を使ったパーキンソン病病態解明を目指す研究が行われています。現在、その研究資金を募るクラウドファンディン(寄付)募集が4月15日(金)まで行われています。周知のご案内をいただきましたのでお知らせいたします。

新潟大学 アフリカメダカ レディーフォーhttps://readyfor.jp/projects/killifish

※研究の詳細についても説明されていますので、是非ご一読ください。

全国パーキンソン病友の会・エーザイ共催「パーキンソン病市民公開講座(WEB配信)」のお知らせ

【日時】2022年3月13日(日)13:00~14:40

【プログラム】

座長 静岡済生会総合病院 脳神経内科部長 鈴木康弘 先生

講演1:「パーキンソン病び伴う認知機能障害との向き合いかた
 小尾智一 先生( 静岡てんかん・神経医療センター 脳神経内科統括診療部長)

講演2:「パーキンソン病治療の薬物療法とリハビリテーション
 芹澤正博 先生(静岡赤十字病院 脳神経内科部長)

【申し込み】ポスターのQRコードまたは下記URLから登録(参加費無料)

https://us06web.zoom.us/webinar/register/WN_2CXIyyKTQZWwdkd1p7mplQ

治験や臨床研究の情報に自分でアクセスしてみませんか

厚生労働省「治験・臨床研究参画コーディネイトモデル事業」パイロット調査

皆さんは、治験や臨床研究*を知っていますか。くすりの候補となったものが、本当に効くのか、安全なのか等を調べる試験のことで、健康な人や患者さんの自由な意思によるご協力を得て実施されています。くすりの研究開発は世界中でさかんに行われていますが、研究者や医師だけでは新しいくすりを世に送りだすことはできず、皆さんのご理解・ご協力が必要です。

(*臨床研究とは、病気の原因や病態、診断や新たな治療方法など患者さんの生活の質の向上等を目的に、自由な意思によって同意された人に対して行なう医学的な研究です。)

現在、厚生労働省では、国民がもっと治験や臨床研究に関心を持ち、積極的に参加してもらえるような仕組み作りを目指しています。そこで「モデル事業」を立ち上げ、「治験や臨床研究に関心があって、参加をしたいと思っている人に、適切な情報が届くように支援する」窓口を、試験的に設けました。

今回は、国立保健医療科学院が運営する「臨床研究情報ポータルサイト」内の公開情報を基に、サポート窓口に電話またはWebフォームで問い合わせすることで、コーディネーターさんが一緒になって治験・臨床研究の情報を探してくれます。なお、情報を教えてもらったからといって、その治験や臨床研究に参加することが前提ではありませんので、ご承知おきください。

この事業は2022年2月28日までの実施予定です。関心のある方は、是非アクセスしてみてください。

●対象者:治験・臨床研究に関心があるものの探し方がわからない方 等

●期間:2021年8月2日 ~2022年2月28日

●サポート窓口のアクセス方法

電話:フリーダイヤル(0120-074-014)平日9:00~17:00
Webフォーム:HP(https://www.chikencall.com/)のお問い合わせフォーム(赤いボタン)

パーキンソン病の治療をしている方の日常生活を応援する「マックス 第55号」が発行されました。

[内容]
QOL(生活の質)維持・向上委員会
暑さ・寒さに気をつけましょう!
パーキンソン病における発汗障害・末梢循環障害

Happy Lifeー私の日常生活を彩る趣味ー
生きた証としての研究(全国パーキンソン病友の会茨城県支部長 小田光茂さん)

リハビリテーションのコツーリハビリスタッフからのアドバイスー
よい姿勢でよい嚥下
嚥下障害における食事時の注意点と自宅でできる嚥下訓練法

パーキンソン病患者さんのためのごきげんレシピ
・アンチョビときのこのポテトグラタン
・りんごとバナナのヨーグルトスムージー

※基本、マックスは病院、薬局にて配布されています。

事務局だより269号(2021年10月10日)

発行:全国パーキンソン病友の会

■難病法の5年見直しについてのとりまとめが行われました

厚生労働省厚生科学審議会疾病対策部会難病対策委員会において「難病・小慢対策の見直しに関する意見書」の最終意見書がとりまとめられました。
今後、パブリックコメント、法案化等の手続きを経て来年の通常国会へ上程、難病法の改正、制度変更につながっていくものと考えられます。

「意見書」は厚労省のHPで公開しています。

https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_19838.html

■国会請願署名活動と国会請願集会について

2022年度通常国会へ提出する国会請願署名活動を本年11月より次の通り実施致します。2年間開催できなかった国会内での請願集会も、来年は是非開催いたしたく計画しています。

署名用紙支部納品:2021年11月
署名筆数本部集約:2022年2月28日
国会請願院内集会:2022年4月11日(月)※コロナ感染状況によっては中止の場合あり

■第13回定時社員総会の開催予定

代議員登録:2022年4月 ※2022-2023年度代議員(任期2024年4月まで)
定時社員総会:2022年6月26日(日) 開催地予定:東京
※全国大会の開催予定はありません。

■新しい事務局メンバーの紹介

本部事務局次長として、恩田英三さんが就任致しました。恩田さんは東京都支部事務局長と葛飾区地域友の会の会長もされております。どうぞよろしくお願い致します。詳しくは、会報内記事に掲載いたしました。

<2021年07月-2021年10月の活動日誌> 

07月
05日(月) JPA会議出席
06日(火) 下﨑税理士(事)月次チェック
09日(筋) JPA三役会
12日(月) 厚生労働省障害保健福祉課訪問
12日(月) 難病・慢性疾患フォーラム実行委員会
13日(火) 「厚生労働省治験・臨床研究参画コーディネイトモデル事業」説明会
16日(金) 厚生労働省障害者部会114回
17日(土) JDサマーセミナー
26日(月) 厚生労働省障害者部会事前説明
28日(水) 厚生労働省障害者部会115回
29日(木) 日本障害者協議会(JD)政策委員会

08月
03日(火) 下﨑税理士(事)月次チェック
04日(水) 大原薬品工業
07日(土) JPA三役会
11日(水) 優生保護法裁判判決院内集会
18日(水) JPA医療政策担当者会議
20日(金) 難病・慢性疾患フォーラム実行委員会
24日(火) 三役会
26日(木) 日本障害者協議会(JD)政策委員会
27日(金) 厚生労働省障害者部会事前説明
30日(月) 厚生労働省障害者部会116回

09月
02日(火) 下﨑税理士(事)月次チェック
02日(火) ラディックス社来訪
03日(金) 日本弁護士連合会人権擁護シンポジウム
03日(金) WPTTCに関する三役打合せ
04日(土) WPTTCに関する会議
06日(月) 厚生労働省障害者部会117回
07日(火) JPA三役会
12日(日) JPA理事会
13日(月) 内閣府障害者政策委員会ヒアリング
14日(火) 協和キリン社
15日(水) 厚生労働省障害者部会事前説明
16日(木) 厚生労働省障害者部会118回
17日(金) 難病・慢性疾患フォーラム実行委員会
20日(月) JPA三役打合せ
24日(金) 厚生労働省障害者部会事前説明
25日(土) 三役会
27日(月) 厚生労働省障害者部会分科会
30日(木) 日本障害者協議会(JD)政策委員会
30日(木) JPAハラスメント研修会

10月
01日(金) 厚生労働省障害者部会119回
05日(火) 下﨑税理士(事)月次チェック
06日(水) JPA三役打合せ
08日(金) 厚生労働省障害者部会事前説明
09日(土) JPA三役会